昭和23年生まれ
昭和49年セラ治療院開業
平成6年中国福建中医学院名誉教授就任
平成12年環太平洋アロマ代替療法協会(APSA)会長就任
平成16年韓国京畿大学大学院兼任教授就任
日本統合セラピスト教育協会(J-EAT)会長就任
http://www.ceraworld.com/
10月のコラム

 先日赤坂にあるロンドンスクールオブアロマセラピー(LSA)の入学記念のパティーに出席しました。この学校は1985年にイギリスで最初に作られたアロマセラピーの協会IFA(国際アロマセラピスト連盟)の認定校です。4月入学の1年コースと9月入学の1年半コースがあり、今回は19期目の9月生です。看護師などの医療関係、エステティシャンなどの美容関係、面白いところではIT関係、銀行で仕事をしている方などが入学してきますが、今回はガンに罹った方、体調を崩され方が、そのときアロマと関わり、興味を持ったという方が半数でした。また耳が不自由な方が、通訳の方と一緒に通学してきます。情報が限られている耳の不自由な仲間にアロマの情報を伝えたいというのが入学の動機ですと話されていました。点字図書館に私のビタミンマッサージの本がテープ本として蔵書してあります。一冊の本が朗読されて聴いてみると、目で読むより意味を深く受け取れ心を動かされます。耳の不自由な方も感性が高い分、アロマセラピーの本質を捉えて勉強していくことでしょう。ハンディーを持った方々に少しでも多くの情報を伝えていくのも私達の仕事のひとつとして自覚して行うべきでしょう。

 LSAでの講義は時間が限られていますので、何人もの生徒さんがセラ治療院にマッサージを体験しに来られます。彼らは“ビタミンマッサージはゆっくりと密着した技法で強い刺激のマッサージではないが、筋肉の深いところまで手が届き、コリをほぐしてくれ、芯からリラックスさせてくれる”と言います。ビタミンマッサージはセラオイルの主成分ビタミンEを皮膚から浸透させようとするマッサージ手技ですから、ゆっくりと筋肉に密着したマッサージを行います。ビタミンEをマッサージに使って30年になりますが、今でも驚くほどの効果に目を見張らせられることがあります。
ビタミンEはトコフェロールと言いますが、トコは“子供”、フェは“作る”、ロールは“もの”を意味しますので妊娠に必要なビタミンとして名前が付けられました。性ホルモンの代謝に関わっているため、ビタミンEは思春期、更年期に特に消費されます。思春期の心身症、更年期障害、子宮内膜症、筋腫、乳腺症などの婦人病疾、不妊、習慣性流産には欠かすことの出来ないビタミンです。またビタミンEは脂溶性抗酸化物質として一番強い毒性を持つヒドロキシルラジカルを水に除去します。血液、リンパ液などの体液は過酸化脂質によって粘度が異常に上がってドロドロの状態を作ります。過酸化脂質は不飽和脂肪酸の自動酸化によって生じ、その分酸素が消費されていきます。頭痛、生理痛、狭心症、心筋梗塞の症状も酸素の消費による虚血状態から引き起こされます。ビタミンEは過酸化脂質の生成を抑え、体液の粘度を正常にし、血行を改善していきます。またスポーツは筋肉の酸素の消費が大きくしますので、ビタミンEを摂取することにより、酸素を有効に利用することで筋力をアップさせ、運動量を多くしたり、記録を飛躍的に伸ばしたりします。ビタミンEは皮膚の代謝をはじめ、あらゆる代謝に関わり、若返りのビタミンというニックネームが付いているほどです。毎日のマッサージに、そしてサプリメントとして基本のビタミンとして毎日の摂取されることをお勧めします。


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