5月の初めにMさん(60代女性)が来院されました。彼女のお兄さん、奥様、お嬢さん方一家がセラ治療院に7,8年前から治療を受けに来られています。Mさんは、腰椎のすべり症でボルトを腰椎に入れるという8時間に及ぶ手術の同意書をお兄さんに頼みました。しかし、お兄さんの知り合いが同じ手術をして、そのあと状態が悪化していたのを見ていたので、なるべく手術を避けたいとお兄さんの紹介で相談に来ました。Mさんは右を下にして「くの字」にしなければ寝られない状態で、右そけい部、太ももから膝にかけて痛みがひどく、膝から下はしびれ、排尿にも支障があると訴えていました。話を聞いてみると、職場では何十年と座り続け、10年前から骨粗しょう症の診断を受けていました。また肉、卵、牛乳、脂肪の多いもの、コレステロールが多いものを避けた食事を十年以上もしていました。早速初日から治療を受けられましたが、視診、触診でも腰椎の変形がみられ、触れるか触れないかの軽いマッサージしかできませんでした。まず筋力と骨の強化が一番と肉、魚を50g、牛乳1本、卵1個、大豆製品のタンパク質、そしてカルシウムの摂取に三角チーズ1個、ヨーグルト小1個を毎日摂るように、またサプリメントではプロテイン、ビタミンE−Q10、ビタミンC、B、抗酸化作用を持つライチポリフェノールのオリゴノール、免疫賦活作用を持つAHCCを勧め、食事は一変しました。今までタンパク質の不足があったためと思いますが、何日かしてサプリメントのプロテインを牛乳に溶いて飲むのが美味しいと、もっとたくさん飲みたいと言って来られました。筋肉はタンパク質、骨も四分の三はタンパク質です。ですからタンパク質の摂取量が回復の決め手となります。
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